スポンサーリンク

初めての健康診断


フェンちゃんをお迎えして約10ヶ月、脱嚢からは約1年が経ちました。

お迎えしてすぐに寄生虫卵が見つかった他は特に病気もなく、毎日ご飯もしっかり食べてくれて排泄物も特に異常もなく健康に過ごしています。

ですがフクロモモンガという日本での飼育歴が短い動物ゆえに、正しい育て方や病気の症例も情報が少なく何が正しいのか確信をもつことができません。

食事や飼育頭数など飼育方法に関しては人によって意見が分かれたり、自分でもどうするのが正解か迷ってきていてました。

さらに病院の検診でどんな検査をするのか知りたいというのと、緊急時に駆けこめる病院を探しておきたかったり、病院で見てもらう際にどういった状態になるのかも確認しておきたかったり、診療に慣れてもらえるなら慣れてもらいたいという気持ちもあり、一度エキゾチックアニマルの診療をしている病院で検診を受けてみることにしました。

フェンちゃんは体重が軽いので、もっと早く受けに行こうかと言う話が出ていたのですが、健康な生体を病院に連れていくということは病院の待合室でのストレスや他の生態から病気をもらってしまうというデメリットもあります。色々悩んだ末、成体になったと言うタイミングと出かけるのにも寒すぎない今の時期での検診に決めました。

  

 

フクロモモンガやその他エキゾチックアニマルの飼育をしている方に教えてもらった名古屋のとある病院にまずは電話で予約をとりました。(正直に言うと、いいことばかり書けないので病院名は伏せさせていただきます。)

電話して教えてもらった検診内容としては、外観のチェックとフン検査の2つで、外観チェックはできそうならさせてもらいますとのことでした。

現時点で何か気になっていることはあるかなどとても親切に対応してもらい、当日はなるべく新しいフンを持ってきてくださいと言われました。

先生の希望があるかも聞いていただきましたが、フクロモモモンガの専門医はいないとのことでした。(後から聞いた話ですがこの病院は獣医師の入れ替わりが多いそうです。)

 

当日は、ポーチから出しやすく検診しやすいように病院用のポーチを作って連れて行きました。 

上部がメッシュで大きく口が開くようになっています。

パニック状態になってしまったときに落ち着けるようにできるだけ厚い生地で中が暗くなるようにしました。

また、検診で獣医さんを引っ掻かないように爪切りをしてから連れて行きました。

検診日の朝のフンを持って病院へ向かいました。

 

待合室ではうさぎやフェレットといった変わった動物を連れた飼い主さんや、中の見えない箱を持った人(爬虫類系でしょうか?)が診察を待っており、初診だったので問診票を記入するように言われました。

待合室で待っている間はフェンちゃんはとても大人しく、午前中だったのもありぐっすり眠ってくれていて助かりました。

問診票には普段の食事内容や気になっていることを記入して提出しました。

 

朝一での予約だったので待ち時間はほとんどなく中に案内されました。

先生は研修医と言う名札を大きく下げた方で、正直これは…と思いましたが、他に病気を抱えてきている子もいると思うと定期検診なら致し方ないかなとも思いました。

診療内容はまずプラケースに入れて体重を測ってもらい、その後外見検査、検査中に持ってきたフンの検査といった流れでした。

糞検査は浮遊法と顕微鏡での寄生虫の有無を確認するといった感じでした。

体重はいつもと変わらず75gでした。外観チェックはできたらしますとのことでしたが、掴まれてひっくり返されて腹部のしこりがないかを確認されました。

見た感じ特に異常はないので気になっていることはありますかと聞かれたので、いくつか質問しましたが正直これといった答えが返って来ませんでした。

体重に関しては触った感じ痩せてはいないのでこのままで大丈夫とのこと。

食事内容に関しては色々あげてますねと言われ、いいとも悪いとも言われず。タンパク質量多めのがいいですよねと聞いたらそうですねと言われました。強いて言うなら生の虫をあげたほうがいいですよと言われましたが、寄生虫の危険性やあげたほうがいい理由は窒素を取らせるためですかと質問するとうーんといった感じでした。

バランスのいいペレット、栄養剤はありますかと聞くとうーんと言う感じ。

急死の原因は何が多いかと聞くとうーんと言う感じ。

他にも色々聞いたのですが答えが聞けなかったので何を聞いたか忘れてしまいました。

あとは今まで見た症例で多かったらしく、自咬としこりに注意したほうがいいよと飼育書を見ながらお話いただきました。

糞検査は寄生虫はおらず、腸内環境は正常ですと言われました。

聞いた内容の糞検査だと腸内環境まで見える検診ではないと思うのでこちらもうーんと言う感じ。

そして検診中のフェンちゃんは知らない人にいきなり掴まれたのと知らない場所にいきなり出されたので威嚇しまくり暴れまくりで、今まで聞いたことのない鳴き声で叫んでいましたが、ポーチに戻ると疲れたのかすぐに爆睡状態に戻りました。

 

今回の検診で緊急時にフクロモモンガを検診してもらえる病院が見つかったのはとてもありがたいと思いましたが、検診内容にはあまり満足できませんでした。

検診箇所も歯、目などは特に確認はありませんでしたし、主に専門書を見てのお話といった感じです。

お値段は初診料と検診、糞検査の費用を合わせて2500円程度でした。

正直な話、手術になるような病気にもしなってしまったときこの病院では心配な面が多いので、暖かくなったらもう一箇所教えていただいた病院に検診に連れて行きたいと思っています。

不満な点も多買ったですが、自分でペットを連れて病院に行くと言う経験もなかったので今回の定期検診は私にとってはとてもいい経験になったと思います。

情報をくださった皆様、ありがとうございました。

このブログが初めての検診に行くかたの参考になれば嬉しいです。

ではでは。

 

スポンサーリンク

コメント