SNSにフェンちゃんの動画や写真をアップする際に英語の文章を付けて投稿しているので、海外の方から質問やアドバイスをいただく機会が多くなりました。
内容も様々で、日本とはペットに対する考え方が違ったり餌の種類や気候なども興味深く、なるほどと思ったり考えさせられることがよくあります。
最近の質問の中で気になったものの1つなのですが、『ゲージが小さすぎないか?』という質問について少し悩んでいます。
フェンちゃんは昼間はポーチから出てこないですし、朝は2時間ほど部屋を暗くして運動してもらっています。
運動量としては足りていると思っていたのであまり気にしていなかったのですが、そう言われると今のゲージだと少し狭い気もしてきます。
海外の方々がどのくらいのサイズのゲージで飼育しているのかいろいろと調べてみたので、日本との違いをまとめてみようと思います。

海外サイトではフクロモモンガを1ペアで飼育する際の最小ゲージサイズを縦24インチ横36インチ高さ36インチ位と紹介しているところが多いです。
センチに直すと縦60cm横90cm高さ90cmになります。フクロモモンガを飼育していてゲージを持っている方には想像しやすいかと思いますがかなり大きいサイズです。
さらにゲージは大きければ大きいほどいい、買える限り大きいものを選ぼう、などという文も添えられているので、『このサイズでもまだ小さいんだぞと!』いう思いが伝わってきます。
日本でフクロモモンガ用のゲージとしてよく使われているものと比較してみると、
- 本体サイズ (幅X奥行X高さ) :40.0×33.0×71.0cm
- 本体重量:8kg
- 本体サイズ (幅X奥行X高さ) : 43.5×50.0×62.0cm
- 本体重量 :4.35kg
- 本体サイズ(幅X奥行X高さ) :43.5×50.0×57.0cm
- 本体重量:5kg
↑私の使っているものです(上のほうに画像を貼ってあります。)
日本でフクロモモンガにもちょうどいいと販売されているものは、海外の推奨サイズを満たしてはいませんでした。
フクロモモンガ以外の動物用のものでも代用できそうなものを色々と探してみました。
<リスゲージ>
- 本体サイズ (幅X奥行X高さ) :40.8×36.2×94cm
- 本体重量:5.76kg
高さは十分なのですが床面積は足りていませんです。
端から端までジャンプできるくらいの幅を確保しないといけないそうです。
<バードゲージ>
【プレビューペット】鳥かご PrevuePet フライトバードケージF041
- 本体サイズ(幅X奥行X高さ) :76.8×51.4×101.6cm
ネットで購入できるもので私が見つけられた唯一の推奨サイズを満たしているもの。
海外のフクロモモンガゲージは下にタイヤがついていてゲージ部分が網になっているものが一般的な形のようで、実際にこのかたちのものを使っている人も多いです。
日本でもサイズ条件を満たしているものは入手できるようですが。大きくて置き場に困るのとお掃除するのも大変そうだというのが個人的な感想です。
また、ゲージを紹介しているサイトではアクリルゲージのような透明なものはオススメされておらず、素材は金属バーか頑丈なワイヤーで作られているもの。
ワイヤーの間隔は1/2インチから1インチ(1.2cm-2.5cmくらい)でフクロモモンガが脱走できないものを選びましょうと書かれています。
作る場合はプラスチックのネットやPVCパイプの使用もお勧めされています。
野生下での運動量や習性を考えてゲージサイズを選ばなくてはいけないというのはとてもわかりやすく、そうしてあげたいという気持ちも強いです。
私の寝ている間にも広いゲージで遊べたらストレスも溜まらず、運動量も増やすことができていいなとは思うのですが、一緒に暮らしていくうえでいくつかデメリットもあります。
先ほども書きましたが、正直大きいゲージは月に1-2回でも洗うのが大変ですし、置く場所にも困ります。
また、ゲージが広くなり激しい運動ができるようになればケガをする可能性も高くなるというのも心配事の一つです。
私が見ている間に部屋で遊んでもらうのであれば、危ない場所に行かないか、危ないことをしていないかを見て対策をすることができます。万一ケガをしてもすぐに手当てをしたり病院に連れていくこともできます。
しかし見ていない間にケガをされると発見が遅れて大事に至ってしまうこともありますし、ゲージの中で危ないところというのは気づきにくいかと思います。
何を重視してゲージを選ぶか、考えれば考えるほどどうしていいかわからないというのが現状です。
今使っているゲージに関しても約1年使用してメリット、デメリットがわかってきたので他の記事で紹介してさせていただいこうと思います。
ゲージ内のレイアウトについてもいろいろと質問させていただいたので海外と日本で違いを比較してみたいと思います。
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