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部屋んぽについて

このブログはYOUTUBE動画の補足説明になります。

気候がよく暖かいのでフェンちゃんが活発に遊ぶようになってきました。

去年のこの頃はちょうど部屋んぽにも慣れ、動画を取り始めた時期でした。

マクロレンズを買ったのもちょうど一年くらい前になります。

去年は部屋んぽを始めたばかりだったので、何かと比較することもなくフクロモモンガってこんな生き物なんだと特に考えずに過ごしていましたが

1年間一緒に過ごすことで気温によって行動が変わったり、部屋んぽ中に何をしているかなど昨年と比較して見ることができるようになりました。

部屋んぽと言われるとただ歩き回っているように聞こえますが、部屋んぽ中にフェンちゃんがしている習慣が2つあります。

それは食べ物探しと寝床作りです。

おやつ探しについて。

v-logでも紹介しましたので補足的にさらに詳しく説明します。

おやつ探しはしていると言うよりもさせているに近い部分もありますが、毎日継続的に行なっていることで『ゲージから出たらどこかに美味しいものがある』とは覚えているようです。

ゲージから出ると箱を開け、ものを引っ張り出し、ぶら下がっているものは一通り確認します。

私の近くにおやつがあるのもわかっているようで、ごそごそと作業していると寄って来て、どこかに隠し持ってるんじゃないかと私にしがみついて探索します。

満足のいくまでおやつを探して、納得のいくまでお腹を満たせれれば部屋に置いてある寝床のどこかで休みます。

朝はそのまま熟睡しますが、夜は毛づくろいなどをして休憩するとまた出てきて食べ物を探します。

夜、ゲージの中でも食べて休んでを繰り返しているようで、動けなくなるまでお腹いっぱいご飯を食べることはないようです。

ちなみにおやつは同じ種類のものを2個、3個とあげても食べません。大好きなおやつでも2個くらいまでで見向きもしなくなります。

野生的な観点から考えるとバランスよく食事を取るため、色々な食材を少しずつ食べる習慣があるのかなと思います。

人間も採集活動をしていた時代にはその日に手に入ったものを少しずつ食べていました。色々な食材を食べるので栄養バランスは比較的良かったと言われています。

フクロモモンガも雑食性の生き物ですので、採集時代の人間の食べ方が当てはまるのではないかと考えています。

 

寝床作りについて

フクロモモンガは布製のポーチを寝床にします。

飼育書やネットにはそう書かれ、布製のポーチがたくさん売られています。

確かにポーチがあれば気持ちよく寝ていますが、自然に布製のポーチはありません。

ゲージ内にポーチが一つあればそれで満足して寝ると最初は思っていましたが、実際にはそうでもないようで、自分の寝る場所は自分で決めたいというのが彼女の本音のようです。

お迎えした頃は三角のポーチを1つゲージの中に入れていました。

寒かったり明るかったりするのが原因なのか安眠できず、ポーチの中に布を引っ張り込んでみたり一緒に入れていた丸いベッドの下に潜り込んだり

今思えば寝心地が悪かったんだろうなと思います。

そんなこともあってか習性なのかはわかりませんが、フェンちゃんは気に入った箱や隙間に巣材を集めようとします。

寝床の中に自分で巣材を集める習性がある動物は多いので、それ自体は不思議なことではないかと思います。

フクロモモンガが巣材を集める際に特徴的なのは巣材の運び方、尻尾で巻いて運びます。

巣材に使うのは新聞紙や折り紙などを欲しく切ったものです。

他の形状では上手に運べないようで置いておいても無視されてしまいます。

野生のモモンガは葉っぱを寝床に使うようなので、似たような質感・サイズのものを好むのかと思います。

また、十分に巣材が集まれば奥に入って入り口を埋めるので箱の中はこんな状態になっています。

右下が入り口で寝ていた奥の巣材が潰れており、入り口付近は巣材で埋められています。

寝床作りは毎日するわけではなく、気に入ったものが出来上がればしばらくは継続的に同じものを使います。

季節の変わり目になって、気温が上がったり下がったりすると新しい場所を探してまた作ったり、以前作ったものに巣材を足そうとします。

これと連動して、ゲージの中で使っているポーチも違うものを使うようになるのですが、ポーチについては現在動画を撮っているのでまたの機会にまとめさせていただきます。

フクロモモンガはまだまだ知られていないことが多い生き物です。

情報を共有しあって新しい発見や、フクロモモンガにとっても幸せな暮らしが送れるようになると嬉しいです。

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