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フクロモモンガの換毛期について

フクロモモンガにも換毛期があります。

毛が短く体も小さいので気がつきにくいのですが、夏と冬で毛が生え変わっています。

ノーマルカラーのフェンちゃんの場合、夏は下毛(細くてふわふわした毛)が抜けて上毛(長くてしっかりした毛)が残るので体の表面がつるっとした茶色っぽい毛になります。

それとは逆に冬には下毛が伸びてくるので体がふわふわして白っぽくなってきます。

わかりにくい写真ですが、1枚目が夏、2枚目が冬です。

実際に見ていると、冬には『少し太ったかな?』という印象を受けるくらいには毛が伸びています。

 

動物の換毛期には日照時間と気温が関係しています。

日が長くなり暖かくなれば冬に伸びた毛が抜け、新しく夏毛が生えてきます。

寒くなり、夜が長くなれば冬毛が生えてくるわけです。

 

気候変化は動物の代謝やサイクルを正常に保つために必要なものです。

一年中日照時間を変化させず、気温も一定に保ってしまうと換毛が不十分になり、毛並みが汚くなったりハゲたりしてしまいます。

また、換毛期間は身体中の毛が変化するためタンパク質を多く必要とするようです。

 

フクロモモンガは夜行性動物なので明るいところが苦手です。

昼間も明るすぎる部屋にいると睡眠不足になったり、ストレスが溜まってしまいます。

だからと言って全くの暗所にゲージを置いたり、夜は飼い主に合わせて部屋を明るくするなんていうのもよくないということです。

ですので我が家では、日が出ればカーテンを開け、昼も遮光カーテンを少しだけ開けて部屋に光が入るようにしています。

そして夜はなるべく暗くして過ごすようにしています。

 

 

毛並みは健康のバロメーターとも言います。

綺麗な毛並みを保つため、正しい代謝を促すため食事だけでなく環境にも気を使ってあげてください。

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