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フクロモモンガの寿命について

 

小動物の中で考えるとフクロモモンガは比較的寿命の長い生き物です。

資料によって情報は変わりますが10-15年、17年異常生きたという記録もあるそうです。

生き物の寿命は心拍数で決まると言われており、小動物は心拍数が多いため大きな動物と比べて寿命が短いです。

平均寿命に関しては病気や怪我などで亡くなってしまうというケースも含みますので幅が広く、症例が増えて治療しやすくなったり体の構造や病気の原因の解明、栄養バランスの解析などで伸びることもあります。私たち人間も数百年の医療の進歩で3倍以上に寿命が伸びています。

フクロモモンガは比較的病気にかかりにくく飼育下での寿命は長い方だと思います。病気にかからないように清潔な状態を保ち、ストレスを軽減してバランスの良い食事を続けていけたら15年くらい長生きできるのかなと思っています。

 

野生下での平均寿命は3-8年です。

肉食動物に捕まってしまったり、縄張り争いに負けてしまったり、ご飯を自分で探せなくなったらその時が寿命。少しの怪我でも生きていけなくなってしまうのが自然界の掟です。

野生下の寿命から考えると元気に木の上に登ったり、部屋の中を動き回れる年齢がこのくらいまでだということだと思っています。

飼育下のフクロモモンガは体力が衰えても栄養価の高い食事を取れる上に、怪我をすれば病院で診療してもらうことができるので寿命は長くなります。

15年生きると言っても若い時のような元気いっぱいの状態が15年続くわけではなく、遊ばなくなったり、寝ている時間が長くなったり、できることができなくなっていきます。

少しでも長く元気に遊んでもらえるように、若いうちからしっかり体力作りをしてもらえるようにという点も考慮して部屋の中で毎日遊んでもらっています。

現段階では高いところから飛んだり多少落ちても平気な顔をしていますが、老化に伴って部屋のものを低くしたりマットを敷き詰めたりと安全対策をしていく必要があると思っています。

 

 

長生きすることだけが幸せなのかと考えることがよくあります。

知能を持った人間でも長生きだけが幸せではないと思っている人もいる。

病気にかかって、怪我をしても無理に長生きさせてしまうことで辛い状態を長引かせてしまうのではと心配になることもあります。

実際、老後にどういった対策をとるかはその時にならないとわからない面もあります、健康が第一だと思っていますので食事も運動も十分にしてもらえるように今は過ごしています。

情報は時代によって変わっていく物ですので今がいいからといって同じ飼育方法を続けるのではなく、常に新しい情報を得られるようにしなくてはいけないというのが今後の私の課題になります。

フクロモモンガの老後に関しては情報が少ないので、その時までしっかりと記録を取っていけたらと思います。

 

 

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