フェンちゃんは今年で2歳です。
毛並みは特に気にしなくても自分で綺麗な状態を保てる年齢ですが、生え変わり時期や環境をきれいに整えてあげることで綺麗な毛並みを保つようにしています。
汚いからお風呂に入れるという方法をとっている方もいるようですが、フクロモモンガの毛は油分が少なく水を弾きにくいので、お風呂に入れたり濡らしたりすると水が染み込みやすく、完全に乾燥しない状態で放っておけば体温を奪われて死んでしまうこともあります。
体が湿っていればカビなどの皮膚病にもなりやすく、きちんと自分で毛繕いをして清潔な状態を保つことができるフクロモモンガにとって洗うというのは避けたほうが良い選択肢になります。
また動物は季節の変わり目に換毛し、夏毛・冬毛に生え変わるので生え替わりの時期に栄養バランスを崩さないようにするのも大切です。
私が気をつけているポイントは
・食事
日頃からバランスよく食事をしてもらい、栄養が偏らないように注意します。
肥満になると手足が届かなくなったり、動きが鈍くなるため毛繕いができなくなったり、痩せようとダイエットをあうれば栄養バランスが崩れてしまうため毛並みが悪くなってしまいます。
栄養バランスを良くするためにはカロリーの量も多くなりがちですので、日頃から体重の変化にも気をつけて運動をしっかりしてもらうことも大切です。
冬の換毛期の前には毛の生え替わりをサポートするためにタンパク質量を少し増やしてあげています。
タンパク質ゼリーは糖質が多いのでオススメはしません。
・ストレス
ゲージの中からなかなか出してもらえなかったり、何かにビクビクしてしまっている時などストレスであまり毛繕いをしてくれないことがあります。
静かなところでゆっくり毛繕いができる環境にしてあげると活動前や活動の合間にしっかりと毛繕いをするので、毛繕い中は邪魔をしないようにしています。
寝起きはポーチの中で寝ているのでボサボサで出てくることが多いですが、遊び終わって就寝前には毛繕いが終わってきれいになっています。
・身の回りの環境
ポーチの中が汚れていたり、ゲージの中が汚れていれば汚れが付着して毛並みも悪くなります。
ゲージはテリトリー内なので臭いを取りすぎるのはストレスにもなりますが、排泄物や食べかすはなるべく早めに掃除する、おしっこなどはつく前に拭き取ったり、吸水性のある木製の素材や天然繊維をゲージカバーやポーチに使うことで給水させて付着を防ぎます。
おしっこがかかってしまった時などは軽く毛の表面を拭くなどしてきれいにしてあげるといいかと思います。
また、動物は気温の変化、日照時間の長さによって換毛します。
四季の変化をなくしてしまうと換毛がしっかりできず、ボサボサになったりはげてしまうこともあります。
寝床の中は暖かい温度を保つ必要がありますが、寝床の外は外気に合わせて少しは寒暖差があってもいいのと思います。
適性温度の範囲内でゲージ内に温度行きを作ってあげるのがベストかと思います。
昼はゲージ内にも光が届くよう、完全な暗所にしてしまわないようにして日照時間を自然な状態で感じられるようにしてあげています。
歳を取るにつれて毛の生え替わりが悪くなり、どんどんと毛並みは悪くなっていきます。
これから先どんな風にフェンちゃんが歳をとっていくのかは私にはまだわかりませんが、健康な状態を維持することでいつまでも綺麗なフェンちゃんでいて欲しいと思っています。
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