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BMLダイエット

BMLダイエット(BMLdiet)について調べたことをまとめました。

BMLダイエットは『The Bourbon’s Modified Leadbeater’s sugar glider diet』の略称で、直訳するとバーボンが修正した有袋類フクロモモンガの食事という意味になります。

元々はオーストラリアで考案され、タロンガ動物園で何年も動物たちに与えられていた食事になります。

その後、アメリカでフクロモモンガがペットとして飼育されるにあたって提案される食事の一つになったそうです。

実際にアメリカミシガン州の大学でフクロモモンガにこの食事を与え、血液検査をしたところ推奨できるという結果が出たそうです。

1998年に修正され、カルシウムにたまごの殻を使っていましたが使われなくなりました。

 

この食事バランスにはいくつか欠点があるそうです。

・カルシウムと鉄分が多いこと。

・合成ビタミンのK3(メナジオン)を含むこと。(どこに含まれているのか調べましたが出てきませんでした。)

ビタミンK3…以前はサプリメントとして用いられていましたが、副作用を起こすことから先進国では使われなくなりました。安価な家畜用飼料やペットフードにビタミンとして含まれていることがあります。

・食事バランスを保つために果物と野菜を使うのですが、リストに載っている種類が少ないこと。

食事自体のカルシウムとリンのバランスが3.6:1に対し、リストの果物と野菜で補うことで2:1のバランスになるように構成されています。

・上記と同様にバランスを保つために他の食事レシピと併用できないこと。

などが挙げられます。

あと日本で作るにあたっては、使用されている食材や栄養剤が手に入らないことが一番の欠点かと思います。

参考までにレシピも載せておきます。

 

<ミックスフードレシピ>

・ハチミツ…1/2カップ 濾過されていないもの、生のもの、蜂の巣が含まれていないもの。

・りんごジュース…1/4カップ

・ミックスフルーツジュース…2oz(57g) Gerber社かParent’s choice社の mixed juiceを使うこと。(海外の幼児用ジュース)

・プレーンヨーグルト…2oz(57g)Dannonとメーカー指定しているサイトもあります。

・小麦胚芽…1/4カップ

・ビタミンサプリメント…1teaspoon(小さじ1) Rep-Cal HerPtivite MultiVitamin Supplementを使用。(海外のレプタイル用ビタミン剤)

・カルシウムサプリメント…2teaspoon(小さじ2) Rep-Cal Calcium Supplement non-phosphorus with Vit. D3(海外のレプタイル用カルシウム剤)

・ベビーフードのチキン…2jars (142g) Broth(スープ、出汁)、Gravy(肉汁)入りのもの。Beech nut社かGerber社かHeinz社のものと指定のあるサイトもあります。

・固茹で卵…1個 殻は剥くこと。

・子供用シリアル…1/2カップ Gerber社かHeinz社のものオートミールミックスかライスミックス。

<ミックスフード作り方>

ミキサーで混ぜ合わせ、製氷皿に入れて冷凍します。

ワンブロック分で小さじ2分になるように調整する。

上記の分量でフクロモモンガ1匹なら30日分の分量です。

YOUTUBEで作り方を紹介しているものもあるので気になる方は検索してみてください。

<ミックスフードにしないで生で与えるもの>

野菜リスト…コーン、えんどう豆、人参、青インゲン

果物リスト…りんご、ぶどう、スイカ、カンタロープメロン、ハニーデュウ(花蜜)、ブルーベリー、チェリー (りんご、チェリーの種は与えないこと)

果物や野菜は冷凍しないで新鮮なものを与えてください。

 

<食事の与え方>

<夜>

ミックスフード…小さじ1

野菜(リストの中のものを日替わりで)…小さじ1

果物(リストの中のものを日替わりで)…小さじ1

<朝>

虫をおやつとして与える(分量の記載はありませんでした)

活き餌を与える場合は木のバーチをゲージの中に入れないこと。

 

以上です出典としていくつかのサイトを参考にさせていただきました。

レシピはどこも同じ分量で、元のサイトはこちらのようです👇

BML Recipe
1/2 cup Honey Do not use honeycomb, raw or unfiltered honey.  Most store bought honey can be used unless it contains one of the three words above.

海外のレシピについて栄養バランスの考え方が特に参考になります。

他にもいくつかあるのでまた調べていきたいです。

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