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私がフクロモモンガを1匹で飼う理由

  

私はこの2年間フェンちゃんと1人と1匹で暮らしています。

フクロモモンガは群れで生活する生き物で複数匹で飼育されている飼い主さんが圧倒的に多く、海外では2匹以上の飼育が当たり前だと言われています。

1匹で飼育していると『なんで1匹なんだ』『かわいそうじゃないか』と虐待しているかのように言われることもあります。

フクロモモンガは単独飼育だとストレスを感じやすい生き物なので、ストレスによる食欲不信や自咬のケースがある。

自咬による傷が治っても再発したり、死に至るケースも多いため複数で飼育することが推奨されています。

ですが、1匹で飼育することにも問題があるように、複数匹で飼育する際に起こりうる問題もあります。

そういった点を考慮して、私がフクロモモンガを1匹で飼育している理由について紹介します。

 

私が1匹で飼育している中で心配している点は

・ストレス等で自咬する

・寒い時に温め合う相手がいないので、冬は特に室温に気を使わなくてはいけない

正直そのくらいかなと思いますが、ストレスでの自咬というのが解決策がなく最悪死に至るケースもあるため問題視されています。

 

それとは逆に複数で飼育する際に私が心配だと思う点、困っている方を見かける点は

・喧嘩をして怪我をする、そこから自咬に繋がることもある

・食事の管理がしにくい

・オスとメスを同じゲージで飼育する場合、子供が生まれて個体数が増えることもある

・ゲージやポーチなど洗う頻度を増やしたり、爪切りなどお世話にかける時間を増やさなくてはいけない

・1匹が病気にかかれば蔓延することがある

・実家帰省や通院、緊急時など移動がしにくくなる

・広いゲージを用意する必要がある

 

特に喧嘩をして怪我をするという事故はオスとメスをペアで飼育している場合の発情期によく起こり、ネットでも怪我をしている個体をよく見かけます。

首の後ろを強く噛まれたり、尻尾がなくなるということが多いように思います。

食事に関しては同じゲージで複数匹飼育していると、どの個体が何をどのくらい食べているか、どのくらいの分量を食べているのかわかりにくく片方が肥満になったり痩せすぎてしまうというケースをよく見かけます。

ペアの相性が悪ければ嫌いな相手と生涯を送らなければいけないかと思うとそれはそれでストレスだとも思いますし、ゲージを分けてしまえば複数で飼育している意味はあるのだろうか、同じ部屋に違う群れが2つあるという状態になれば縄張り争いになるのでは。

解決しようにも解決できない状態になる場合もありますが、個体数を減らすことはできません。

考えれば考えるほど不安な面が多く、私にとっては増やすことにメリットはないという結論にたどり着きます。

 

あらゆる面から比較した際に1匹のが管理しやすい、毎日の健康状態なども確認しやすく維持しやすい、怪我などのリスクも減らせると思い私はフェンちゃんを1匹で飼育しています。

高齢のフクロモモンガの飼育情報は少なく、このまま単独飼育を続けていいのかと判断に困ることもありますが、1匹で病気もなく長生きしている子がいるのも事実です。

試しに増やしてみることもできませんし、今の飼育方法でトラブルもないので『現状維持している』という状態です。

 

 

私は1匹で飼育することを推奨している訳ではありません。

ストレス、寂しいことで自咬するのであれば寂しくないように構ってあげればいいとも言われますが、私はフクロモモンガではないので十分に構ってあげられているかはわかりません。

自分勝手な考えだったり飼い方なのかもしれませんが、フクロモモンガの気持ちがはっきりとわかるわけでもないので何匹で飼育すればいいのか、どうやったら本人たちが満足する形に近づけられるのかはわかりません。

これは一生解決しない悩みだとは思いますが、なんで1匹かと思われる方も多いようなのでブログに書かせていただきました。

そういう考え方もあるんだなという程度に参考にしていただければいいかと思います。

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