私はメスのフクロモモンガを1匹で飼育しているので、フクロモモンガの飼育状態としては一番においが少ない飼い方をしています。
私はあまりフェンちゃんを臭いと思ったことがないので特に困ったことはないのですが、主なにおいの原因とちょっとした対策方法についてお話しします。
フクロモモンガのにおいについて一般的に言われていることとしては
・排泄物(特におしっこ)が臭い
・発情期は臭い
・メスはオスより臭くない
ということです。
フクロモモンガのにおいの原因は主におしっこです。
男の子だと臭腺から出る分泌物も臭いの原因になるのですが、オスのが臭いと言われる所以はここにあるのかなと思います。
普段のおしっこは寝起きのものがにおいが強くその後はほとんどにおいはありませんが、放っておけば臭くなったりシミになるので洗ったり拭いたりしています。
発情期だからというのは分かりませんが、フェンちゃんもたまに臭いの強いおしっこをする時があります。
ですが、フェンちゃん自身がにおいを出しているというわけではなく、おしっこをかぶってしまって毛繕いをせずに過ごしたり、ポーチやゲージの中が汚れているとフェンちゃんに汚れが付着してにおいのもとになります。
頻繁に掃除しすぎるのもストレスになりますが、定期的に掃除洗濯をしたり体が汚れているのであれば軽く拭き取ってあげればそこまで臭いという状態にはなりません。
フクロモモンガは低体温で命を落とす可能性があるのでお風呂には入れませんが、汚れていても自分でしっかりと毛繕いをするので身の回りのものの臭いをとることが大切です。
臭いの原因に湿気・湿度といったものも関わっているかと思います。
洗濯物なども部屋干しすれば嫌な臭いがしますが、同じように湿度が高かったりポーチが濡れている状態を放置しておけば臭いは濃くなります。
染み込むと臭い、掃除がしにくいという理由で海外では木製のステップなどを使わないというお話を聞くことがありますが、木製のステップは洗ってしっかり乾かせば酷い臭いはしませんし、おしっこをしてしまっても吸い取ってすぐ乾くのでゲージの中で動き回る生態にはにおしっこがつきにくいです。
ゲージカバーも裏に天然素材を使えばおしっこが飛んでも吸水・乾燥して臭いの軽減になりますし、洗濯の際にも乾きは早いです。
さらにゲージカバーをするとゲージの中に臭いが篭るので、部屋の中には臭いが飛散しにくくなります。
ですが、そのまま放っておけば湿気や汚い空気が溜まって病気になってしまうので、定期的に換気をしてあげることで空気を入れ替えてあげなくてはいけません。
この時一緒に溜まっている臭いも一緒に喚気されるので、定期的に風を通してあげるというのも臭い対策になるのかなと思います。
基本的に動物を飼育する過程で全く動物のにおいがしないという状態にするのは無理だと思います。
嗅覚の鋭い動物は人工的な匂いで体調を崩してしまこともあるので柔軟剤などでにおいを上乗せしてして消すということはできません。
ですので臭いの原因が何かを考えて、掃除したりすることで軽減していくしかないと思います。
臭い臭くないという意見の中には自分が本能的に嫌か嫌じゃないかという個人の感じ方も含まれていると思うので同じ様な飼育方法をしても十分臭いと思う方もいるかと思います。
例えば、私は実家では犬と一緒に暮らしていたので動物のにおいに対して嫌だ、臭いとは思いませんが、柔軟剤や香水のような人工香料はあまり得意ではありません。
家に帰るとフェンちゃんの匂いがして安心するというのもあって消臭対策がしたいと真剣に考えたこともありませんが、臭いについて気になる方も多いと思いますので、私なりの考えをまとめさせていただきました。
参考程度にしていただければいいかなと思います。
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