最近はベッドの下の秘密基地に巣材を運ぶのが日課だったフェンちゃん。
巣材を見つけて尻尾に巻きつけては運んでを繰り返して忙しそうにしていました。
巣材を運びながら私のとことに来てはおやつをもらい、満足すればまた運ぶ。
そんなルーティン。
運動量も多いので特に気にせずにおやつをあげていましたが、部屋んぽしている姿に少し違和感を感じていました。
木に登る時には少しお尻が重そうだったり、狭いところを潜り抜ける時にはお腹がつっかえてジタバタとしていたり。
上から見ると背中も少し丸いような。
もしかしてもしかすると
そう思って体重を測ってみたところ、なんと92g。(寝起き測定で88gでした)
以前測った時には85gで『少し増えたかなー』と思っていたのですが特に生活に支障もなく、
無理に痩せる必要もないかと見逃していましたが、さすがに90gを超えてしまうと体が重そうです。
フクロモモンガの一般的な体重は85g-135gくらいだと言われていますが、体の大きさがそれぞれ違うので適正な体重というのはわかりにくい。
体も伸縮するので角度によって太っているような気もするしそうでもないような気もする。
ですがよくよく見てみればお腹の横に分厚い皮下脂肪がついていたり、胸のあたりがたるんできていました。
フェンちゃんは女の子でもともとの骨格が小さいので適正体重の範囲内でも体重が重すぎてしまったようです。
太ってしまった分は減らせるうちに減らさなくてはいけません。
ダイエットは時期を考えて始める必要があります。
時期的にも季節の変わり目など、栄養がたくさん必要になる換毛期などは避けたほうがいいです。
この時期に栄養バランスが崩れたり栄養が足りないと換毛がうまくいかなかったりハゲたりしてしまいます。
また、代謝の良く運動量もたくさんとれる若いうちにダイエットをしてそのままキープできるのが理想的です。
歳を取ってからだとダイエットによる栄養バランスの偏りで骨が脆くなったり、調子が悪くなってそのまま死んでしまうといった危険性もあります。
ですので、季節が変わって暖かくなる前に少しダイエットをしようと決意しました。
フェンちゃんの場合は体の大きさを考えて、今まで調子が良かった体重82-83gくらいだったので-5gを目標に落とします。
5gと言われるとそんなに大した重さではないようにも感じますが、体のパーセンテージで考えると5-6%くらい。
人間の体重で考えると2-3kgくらいになるので1ヶ月くらいかけて少しずつ落としていきたいと思います。
<食事について>
まずは食べ過ぎだったご飯やおやつを見直します。
食事は主に栄養価の低い炭水化物を減らして、繊維質のカロリーの低い野菜をプラスします。
いつもの食事からは、
・タンパク質量はあまり減らしたくないので卵やささみなどの量は変えず、甘すぎる果物などはあげないようにします。
・野菜の中でも芋類はカロリーが高いので量を減らす。
・食事を減らした分繊維質の多いもので量を増やしてお腹が空かないようする。(キャベツやブロッコリーなど)
・おやつはとうもろこし、くるみ、チーズなどをあげていましたが、ダイエット中にはなし。
・おやつの代わりに好きな食材の卵や豆を部屋に隠して探してもらう。
・ペレットはオートミールと混ぜてあげていましたが、分量を半分くらいに減らす。
・ミルクはカロリーが高いのでなしにしてダイエット中は栄養剤のみで飲んでもらう。(栄養剤のみだと飲んでくれないこともあるので飲んでくれない時は食事にまぶして食べてもらいます。)
・カルシウム量が減ってしまうのを避けるため朝のヨーグルトはそのままいつも通りあげる。
・食事を残さず食べてそれでも何か食べたいという時はお豆腐をおやつがわりにあげる。
減らすとこのくらいの量になります。
<運動について>
運動は今までも十分してくれていたかと思いますが、飽きずに遊び回ってもらうために少しだけ工夫します。
・部屋んぽは私が付き合える限りは付き合うようにする。
・箱を置いたり布をかけたりして部屋んぽ中に探索できる場所を増やしたり、登れる場所を増やす。
・おやつは取りにくい高い位置に設置する。
・ゲージから出て30分くらいは食べ物を出さないようにする(食べるとすぐに休憩してしまうので)
・巣材運びをたくさんしてもらうために巣材の設置箇所を増やす。
<結果>
2月のはじめ頃88g→3月のはじめ頃83g
寝る前の満腹な状態と寝起きの空腹状態で計測していましたが、食べる量で体重が変わってしまうので起きたタイミングで比較しています。
ダイエット中はお野菜を残さないか心配でしたが、綺麗に食べてくれていました。
繊維質なお野菜を増やした分排泄量が増えました。
空腹時に排泄物を食べないか心配でしたが特に食べたりもしていないようでした。
毛並みが悪くなったりもしていないので、栄養が足りなかったり極度にストレスが溜まったということもなかったのではないかと思います。
ダイエット後の話なのですが、おやつ(とうもろこし)を少しあげるようになると、もらえるとわかって凶暴になることがありました。
それだけ嗜好性が高いものだったというのを再確認して、改めてあげすぎないように注意しようと思いました。
ペレットの量とミルクは食事に戻しましたが、他はダイエット期間と同じ食事量を維持しています。
おやつは本当に少しだけ、どうしてもという時はお豆腐を食べてもらうのも継続中です。
この状態で現状の体重を維持できているので続けていこうと思います。
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